放射線部
放射線部では、以下のような装置を用いて様々な検査を実施しています。
検査は患者様に協力していただくことが重要となります。常に親切丁寧な対応を心がけていますので、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
《一般撮影装置》
通称「レントゲン」と呼ばれています。健診などで、ご存じの方が多いのではないでしょうか。主に胸部、腹部の撮影に使用しています。また、頭部から足部までの全身の骨撮影などにも使用しています。撮影した画像は、フィルムに変わるコンピュータによる画像処理装置(CR)により、デジタル画像として配信しています。
《X線CT装置》
2024年2月に80列CTにリプレイスされました。
これまでのCTと比較し、短時間で広範囲を高画質に撮影できます。
主に頭部、胸部、腹部の単純撮影に使用しています。必要な場合には、造影CTも行っております。また、縦、横、斜めなどの断面を自在に作成することもでき、腰椎や股関節など整形領域でも有用となっています。
《心臓カテーテル検査装置》
平成30年8月末より、新しい心臓カテーテル検査装置が稼働し始めました。
最先端技術を集約した新しい装置により、従来の装置に比べて、低線量で高画質な画像を提供できるようになっています。
また患者様は、以前よりもさらに安心して診断、治療が受けられるようになっています。
冠動脈の診断及び治療に使用しています。
装置性能を理解して最良の画質を目指すとともに、検査に伴う被曝線量を最小限にとどめるように最適な撮影を心がけています。
《PACS》
日本語で【医用画像管理システム】と訳されます。各装置から受信した画像データを保管、閲覧、管理するものです。
撮影した画像をデジタルにて配信することにより、お待たせする時間を少なくし、スムーズな診療を受けていただくことができます。
《骨密度測定装置》
平成27年8月に導入されました。骨折リスクを早期に診断し、予防的治療につなげることができます。前腕での測定となり、検査にかかる時間は約5分となっています。